プチ株の賢い買い方
プチ株は通常の株式購入よりも手数料が高いです。
それでもプチ株を選ぶのは以下のようなメリットがあるからです。
- 買うタイミングをずらすことによるリスク分散
- 一度にまとまったお金がない時でも積立できる
私の場合、ブログ収入って言っても月3万程度ですので、単元株購入が10万円以上だと一括で買うのは厳しく、プチ株を選択することになります。
ただしプチ株の買い方と言っても、色々な方法があります。
私は一度に2万円と決めて、金額内で買える株数だけ積み増していっています。
これは、諸々検討した結果、今の買い方に落ち着いていますが、
実際は2万円以下(例えば1万円とか5千円とか)でも積み増していくことは可能だし、3万円や5万円でも別に構わないのです。
まず、プチ株の手数料についてはシンプルで以下の体系となっています。
約定代金2万円まで100円、
以降約定代金1万円増加まで毎に67円加算
これを実際に私がプチ株で単元株まで積み上げたベネッセを例に考えますと
当時、ベネッセの株価は3,500円くらいで単元株(100株)に届くまで35万円必要でした。
単元株取得までに必要な手数料をシミュレーションして見ますと
一回1万円購入の場合、35回必要で
手数料100円×35=3500円
一回2万円購入の場合、18回必要で
手数料100円×18=1800円
一回3万円購入の場合、12回必要で
手数料167円×12=2004円
一回4万円購入の場合、9回必要で
手数料234円×9=2106円
一回5万円購入の場合、7回必要で
手数料301円×7=2107円
一回7万円購入の場合、5回必要で
手数料435円×5=2175円
見ての通り、1回に購入する金額は2万円の時がもっとも手数料が安くなるのです。
このシミュレーションを他の銘柄でも検討しましたが、やっぱり一回2万円が一番手数料が安くなるため、今の買い方に落ち着きました。
また、実際に買ってみると、買うタイミングを分散させることのメリットがかなり大きいのを感じました。
ベネッセ株は最初に買った後に急落して、株価が2500円くらいを右往左往する時期がありました。結果、単元株取得の平均額として2700円台で購入でき、今となっては非常に利益が乗るようになったのです。
自分が最終的にどれくらいの株数を取得したいかにもよりますが、一度に買い付けるより分散して市場の動きを見ながら買うのが賢い買い方と言えそうです。